2014年1月から少額投資非課税制度(日本版ISA)が始まります。
 同制度は、証券会社や銀行などの金融機関で、少額投資非課税口座を開設して上場株式や株式投資信託等を購入しますと、本来課税される配当金や売買益等が非課税となる制度です。購入できる金額は年間100万円までで、非課税期間は5年間です。

 日本証券業協会では、HP上に特設サイトを設けて、日本版ISAに関するQ&Aを掲載するなどしてPRに努めております。
 それによりますと、少額投資非課税口座が利用できる証券会社や金融機関は、一人一社となり、証券会社に少額投資非課税口座を開設した場合、最初の4年間(2014年1月1日から2017年12月31日まで)は、他の証券会社や銀行に口座を変更・開設することはできませんので、ご検討しています方はご注意ください。
 また証券会社と銀行では、購入・利用できる商品に違いがあります。証券会社では上場株式、ETF(上場投資信託)、リート(不動産投資信託)や株式投資信託等が、銀行では株式投資信託等が購入・利用できます。

(後編へつづく)

(注意)
 上記の記載内容は、平成25年6月4日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。