国税庁



(前編からのつづき)

 また税務署でのICT利用は、税務署のパソコンで申告書を作成して「e-Tax」が451万7千人、同「書面での提出」が36万1千人の計487万8千人と前年分に比べ0.7%増加しました。
 自宅などでのICT利用は、「HP作成コーナーで申告書を作成して書面での提出」が261万2千人、「同e-Tax」が63万7千人、「民間の会計ソフトで申告書を作成してe-Tax」が294万5千人の計619万4千人で同5.9%増と増加しております。

 一方、e-Tax(国税電子申告・納税システム)は、①最高3,000円の税額控除②添付書類の提出省略③書面提出に比べ還付金を早期還付などのメリットを積極的に広報するなど普及拡大に努めた結果、e-Taxでの所得税の申告書提出件数が、前年の787万件から809万9千件と2.9%増加しました。
 これは、所得税の確定申告書の提出人員の4割近く(37.6%)がe-Taxを利用したことになります。

(注意)
 上記の記載内容は、平成25年9月13日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。