消費税の改正の骨子を
年内にまとめるという
政府の方針について
連日報道されています。

今のところ
2015年度から
消費税率を10%に上げる
という予定のようですね。

昔自民党の橋本政権の頃に
3%だった消費税を5%に
引き上げた結果
景気に対する影響が
かなりあったので

5%から10%に上げるという
のは非常に大きな決断に
なると思います。

我が国は
今後ますます
少子高齢化が進んでいき
現在の年金制度や医療保険制度
では、運営が厳しいことは
目に見えていますので

やはり消費税の増税は
避けられないと
個人的には思っています。

今までの首相は
その決断から逃げてきましたが

野田総理は
本気で実行するつもりだと
いうことが発言や行動からも
よくわかります。

一税理士としては
増税は仕方がないとして

その他の仕組み

例えば
・低所得者層への配慮(給付付き税額控除など)
・公平性の確保(不合理に得をする人、損をする人がでないように)
・増税分を価格に転嫁しにくい中小企業への配慮
・一度に納税することによる重税感が少しでも
 軽減できるよう、納税のタイミングを増やす措置

などを
きちんと検討し
納得感のある制度として
作られることを願います。



税理士 名古屋/名古屋の税理士法人スプラウト