前回に引き続いて、貸借対照表のポイントです。


 負債と純資産を比較検討して、お金の集め方に注目していきます。

 負債とは他人資本と呼ばれ、外部からの財源を表すもの。

 一方、純資産とは自己資本と呼ばれ、内部からの財源を表すもの。


 まず、この両者を比較して、外部資金が多いのか、それとも内部資金が多いのかを把握します。

 そして、この両者のバランスによって、今後予想されるコストも把握しいきます。
 すなわち、負債が元金返済のみならず利息支払いコストも発生する一方で、純資産のコストは配当コストのみとなります。