イタリア・チェゼーナからインテルへ電撃移籍の長友の話題をはじめとして、最近の日本サッカーの好成績をメディアが取り上げている。その要因は、日本サッカーのチームプレイが高度に成長したことにあり、団体行動とチームプレイの違いを例に解説する内容のラジオ番組を聞いた。前者は右向け右、前へ習えのように周囲と行動を合わせることが基本だが後者は目的達成のために役割ごとの動きと個性が尊重される。今回の監督は、一人一人の選手とのコミュニケーションから技術と人柄を知り、この選手はどのようなプレーを受け入れるのかを掌握することで有効なポジショニングやシステム、高度なチームプレイを可能にした。(もちろん役割を果たせる個人の技術力が飛躍的に上がっていることが前提にある。)