家具の製造販売で業績好調の「ニトリ」の社長が出演した情報番組を見た。
今、北海道の企業(他にコンビニのセイコーマート、ツルハドラッグストアーなど)が元気な理由を以下のように述べていた。
 1.フロンティア精神が根底に流れていること。
 2.長距離輸送コストの低減が必須であること。(広い道内の各店舗間が長距離)
 3.その上で他メーカーとの競争に勝利するための品質の追求(ニトリでは、ホンダ技研からヘッドハンティングした技術者が独自の検査を確立し徹底していた。)
地元北海道から東京への進出も「◯年後にする」と社員に宣言していたそうだ。
進出してみると「北海道で鍛えあげられた筋肉質の企業体質おかげで、ライバル会社との競争も楽勝でした。」と自信にあふれていた。
現在、10年の長期計画とその目標達成のための5年の中期計画、そして3年の短期計画に基づいた経営を行なっており10年後の厳しい経済環境を見据えて、主力のベトナム工場(人件費一人あたり月一万円)に替わる代替地を物色中で今が設備投資のチャンス(デフレ)と鼻息も荒かった。あらためて、目標が明確であることは経営の基本だと思った。