平成21年の秋くらいからですから、足かけ2年以上お手伝いさせていただいた団体です。
県内に同種の団体が20以上あります。

 やっている事業がほとんど同じである関係で、23年度に一括申請、24年4月1日に一斉に公益法人移行をめざして、内部的な話し合いや対策を続けてきました。

 私は、定期的に各団体の事務担当者の方々との話し合いや相談に参加させていただき、また、22年度から適用させることにした公益法人平成20年基準会計の導入のお手伝いをしてきました。
 公益法人制度改革とは何ぞや、という説明から、公益目的事業とは、定款変更案はどうすればいいか、財務基準はクリアできるのか、何度も何度も、研修会の講師をしましたし、個別の相談にも応じ、申請直前はかなり忙しい日々でした。

 県の担当部署の要望により、今年の7月上旬の1週間の内に、全団体が申請書を電子申請。途中で団体によって、1.2度質問や修正が入りましたが、とくに大きな問題もなく、スムーズに対処できたと思います。だって、あんなに準備して、行政とも協議を重ねてきたのですもの。
そしてそして、ついに本日が審議会の日でした。

・・・夕方にメールが入っていて、無事に公益認定基準に適合するという答申が出たそうです!!!

いやー、お疲れ様でした。
いつも感じることですが、ほんとに非営利団体の方々は、真面目です。
正直言って、そこまでしなくてもいいだろう、と思ってしまうほど。
でも、やっと報われたなあ、という気持がして、私もとてもうれしいです。

これからが本番ですね。新しい公益法人としてスタートです。
来年には、さっそく、「公益法人移行後の注意点」という内容の研修会にオブザーバーとして参加することになりました。

とにかく、やっとですね。
皆さん、今日はいいお酒が飲めるのではないでしょうか。
おめでとうございます。