銀行からおカネを借りたり、

リスケをお願いしたりするときは、

自社が今どんな状況なのか、

今後どうなる見通しなのか、

といったことをなるべく

理解してもらうことが大切です。


ただし銀行の方もすべての業種業界に

精通しているわけでもありませんし、

まして自社の個別の事情を率先して

把握してくれるわけでもないので

理解してもらうための工夫が必要になります。


具体的には、

自社のこれまでの経歴と今後の方向性を記載する(概要をつかんでもらう)、

わかりやすい表現にする(商品が強みなら品評会の受賞歴など)、

客観的な資料を添付する(雑誌や新聞の記事のコピーなど)、

経営数字への影響額を記載する(売上や利益をいくら見込んでいるのかなど)、

数字の根拠も併記する(単価いくらが何個売れるなど)、

などの内容を、A4用紙で1,2枚にまとめて書面でわたす、

といった対応などがあります。



「銀行は冷たい」「銀行は対応が悪い」と

グチるくらいなら、銀行に伝える努力をする方が

おすすめですね。