麹町通りから大妻通りに抜ける東西の道。
この道の、日テレ通りとの交差点に小さなプレートを見つけました。

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「番町文人通り」と書いてあるプレートには、この界隈に住んでいた文学者や芸術家の名前がズラリ。
与謝野晶子、島崎藤村、泉鏡花、菊池寛、有島武郎、幸田露伴、初代中村吉右衛門・・・と明治から昭和にかけての文化人のビッグネームが並んでいます。
明治・大正の文化人が住む町といえば、夏目漱石、森鴎外、樋口一葉、正岡子規などが住んでいた本郷界隈のイメージが強かったのですが、このあたりにも数多くの人が住んでいたんですね。
地図によると、このプレートのあるビルは元々、明治女学校(小説家の野上弥生子や新宿中村屋の創業者・相馬黒光などを輩出)だったそうですよ。


麹町駅からだと、徒歩1分程度のところにあります。
時間のあるときに、1件ずつ尋ねてみたいですね!