お医者さんのビジネスモデル

社会保険診療のみ5千万円ちょうどでしたら、経費は
3340万円税金にして基礎控除だけ引くとすれば所
得税350万円、市県民税180万円の530万円、
収入のたかだか約1割です。

2500万円でしたら経費は1800万円引いて所得
が700万円です。
基礎控除だけなら税金は所得税85万円、市県民税
58万円合計140万円ほどです。
収入の5,6%に過ぎません。

最大で1割、最少で5分の税金ですむのですから、親
がお医者さんや歯医者さんにならしたいのもよくわか
りますよね。

小学生の塾に通っている子供たちに将来何になりたい
ですかとのインタビューにお医者さんになりたいと答
えているニュースも当然なのかもしれませんね。


このような話もあります。

80歳を超える内科の先生がいらっしゃいます。

毎年2000万円ぐらいの社会保険診療報酬です。

ところで、別に51歳の先生もおられます。

その先生は6千万円から収入を上げておられます。

どちらが裕福かと申しますと、80歳の先生です。

51歳の先生は、銀行の返済や医療機器などのリース
料、人件費などの支出が多くあります。

ところが、80歳の先生は、何ら経費らしい経費があ
りません。

受付にご近所の方がパートで来られ、医療機器なども
従来からのもの。
まして、自宅兼診療所ですから管理費も大してかかり
ません。
患者さんが来られたら受付から奥の自宅に合図が送ら
れ、先生が出てこられます。
診療を終えるとまた、さっさと奥へ消えられます。

これで年収2000万円です。
家族の方は、先生が長生きしてくれることを真剣に願
うだけです。

先だってお話ししましたように、医者が開業するとき
には、大仰な設備投資をすべきでないことがお分かり
になられたでしょう。

借入返済に追われて四苦八苦するよりも少ない患者さ
んでも上手にフォローして維持費のかからないように
すべきではないでしょうか?

長生きのその先生は、ライフワークでのんびりと気長
に相続対策を実行なさっています。

私は、その先生こそ人生の達人に思えてなりません。


若い先生方には、その先生の行き方を学んでいただき
たいと思って、いつもお話しをしています。

このように少ない投資で大きな可処分所得をあげるこ
とこそ、お医者さんや歯医者さんのビジネスモデルだ
と言えるでしょう。

ところで、このように考えますと会計事務所との関係
はと言いますと、将来に対する相続対策が中心だとい
えるでしょう。

そこで、私どもでは、以下のサイトのようにお医者さ
んや歯医者さん向けに価格破壊の顧問報酬を提示して
お付き合いをしてほしいと訴えています。

[歯科医院の先生]

明日は、歯医者さん向けのお話をしますので、将来、
お子様にお医者さんや歯医者さんになってほしいと思
われているお母さんもご覧ください。

税金を知ると知らないとでは大きな差が出ることを証
明いたしましょう。