長年のサラリーマン生活に終止符を打ち、心機一転、会社を興した社長さんにお会いすることがあります。

そういう社長さんと談話していて、???と耳を疑う発言が時々あります。 
サラリーマンの感覚が抜け切れないため、「飲み代は全て会社の経費でおちるからいいでしょう!」と仰るのです。

しかし、創業したてで株主が1人の会社のお金=社長さんのお金、なので、仮に経費でおちても、会社=社長さんのお金は確実に飲み屋へ払った分だけ減っているのです。

創業直後の会社では、社長さん=営業部長ですから、営業のために接待することも必要でしょうし、社員と飲みに行くこともあるでしょうし、別に、飲み代を使うのが悪いと言っているわけではありません。

・・・と、こんな風にお話しして、最後に「早くサラリーマンの発想を捨ててください」と僭越ながらエールを送っています。