コミュニケーション(Communication)について考察してみたい。

すっかり日本語になってしまって、ニュアンスは人によって若干の違いはあるものの、コミュニケーションが大切とよく言うし、聞きもします。

商売の基本であることは誰でも知っているが、わかっているようでわからないのもコミュニケーションでもある。

「ほうれんそう」といえば、報告・連絡・相談を省力した言葉ですが、会社の内部でも外部でも重要なコミュニケーションにかかせないことです。

しかし、この報告、連絡、相談がうまく行われていない。
規則化してもなかなか守られていないことが多い。

新しいことを行おうとすると、反対が起こるのも世の常である。
やる気をおこさせる薬がななかない。
人はぬるま湯にどっぷりつかると初心をわすれてしまうものであるようだ。

危機感がないのも世の常で、いままでやってきたことと同じことを繰り返し行うことに馴れてしまって変えようとはしない。

組織も商売もたいていは内部からくずれていくものでもある。
気づかない。気づいても提案しない。報告しない。連絡しない。相談しない。
実行しない。勉強しない。責任をとらない。
すべてがあいまいになっていく。

企業内部でのコミュニケーションとは、トップの考える方針による規則化、計画化、そして実行、反省であると思う。

顧客とのコミュニケーションとは何でしょうか。
顧客にとってプラスとなること、マイナスになることの報告、連絡、相談がやはり大事なことは言うまでもない。

商品であれサービスであれ同じである。商品であれば商品知識がないと説明もできない。各商品の特徴、利点・欠点ともに知らなければ薦めることもできない。
サービスであれば、相手が判断できるように説明できる能力がなければならない。

信頼関係は日常の業務の中でつくられていく。
信頼される人になるとは、人の役に立つ業務を行うことである。
そのためには、勉強し続けていく。
その勉強したことをアウトプットしていく。

もちろん、言葉遣いや礼儀や相手を尊重する心、いわゆる人格を磨き続けていくことがコミュニケーションを通じての信頼関係に必要不可欠なことである。

本日、テレビをみていて、モノマネタレントのコロッケさんの放映がありました。
そのなかで「あおいくま」あせるな おこるな いばるな くさるな まけるな が
ありました。

勉強や努力は時間がかかります。ある新聞で藤原和博氏が1万時間の法則の記載がありました。技術と同様、ある部門のプロになるには、これくらいの時間がかかります。

勉強はし続ける以外ない。
あせってはいけない。地道な努力が必要。

世の中、いやなことがあってもおこってはいけない。
人間関係で世の中をわたっていかなければなりません。
ひっぱってくれるのもおとすのも人間だから。
がまん強くつづけなければいけない。
義憤はいいと思います。

ちょっとよくなるといばったり、人をけなしたりしてはいけない。
人間は感情の動物ですから嫌われたら、人間関係はもうそこで終わります。
ほとんどが第一印象で好感をもたれるかそうでないかできまってしまいます。

うまくいかなくてもくさってはいけない。
くさるとくっさた人がよってきます。
そうするとますますくさってしまう。
ある本で、貸し倒れが多くて困っています。それはあなたの心がくさっているから、
くさった人がよってくるのです。と記載されていたことを記憶しています。
これにはガーンときました。

人生、勝つか負けるか、勝負です。
決して負けてはいけない。
最期には勝たなくてはいけません。
強くないと幸せにはなれません。
強く生きなければなりません。
決して負けるな。負けじ魂です。

コミュニケーションの話からそれてしまいましたが、「格」を磨いていく。
そんな人生を送りたいものです。
人生いくつになっても困難との戦いなのでしょう。