政府・与党が2009年の税制改正で、住宅を取得した人が住宅ローン減税で所得税額の控除を受けられる上限をいまの160万円から、過去最高の600万円に引き上げるなど制度を大幅に拡充する検討に入った。購入時の負担を軽減して住宅取得を促し、世界経済の減速に伴って悪化する景気にテコ入れするのが狙いだ。月内にまとめる追加経済対策に制度拡充の方向性を盛り込み、年末の税制改正論議で詳細を決める。
 このことは、麻生太郎首相が23日に追加対策の一環として住宅ローン減税を過去最高まで引き上げるよう指示したのを受け、国土交通省と財務省が協議に入った中ででてきたものらしい。8月の税制改正要望で300万円としていた控除額の要望を大幅に上方修正する形になる。しかし、この記事が出てしまうことで、ことしは住宅の購入を控える結果になりそうな気がするのですが.......。