(前編からのつづき)

 また、納税者から手間がかかるなどの不満の声が少なくなかった事前手続きについても、「(とても)スムーズにできた」との回答が、「事前準備(ルート証明書のインストール、信頼済みサイトの登録)」で62.5%、「開始届出書の送信(利用者識別番号の取得)」で62.0%、「電子証明書やICカードリーダーライタの取得・設定」で61.5%、「電子証明書の初期登録」で57.4%と、それぞれで6割前後を占めました。

 利用しやすさについて「(とても)利用しやすかった」との回答は、「ヘルプ機能よくある質問」では41.4%にとどまるものの、「メッセージボックスの確認」では68.0%、「電子署名の付与・送信」では64.8%、「申告等データの入力・作成」では64.2%と、6割を超えております。

 なお、納税者利便性の向上策のうち、法人税等の申告が集中する5月末の4日間にわたり受付(送信可能)時間を延長していることについては、60.1%が「(とても+やや)良い」と回答しており、これを法人の経理担当者・代表者及び関与税理士に絞りますと80.2%まで上がっております。

(注意)
 上記の記載内容は、平成24年11月21日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。