国税庁は、2013年度における国税電子申告・納税システム(e-Tax)の利用状況を公表しました。
 それによりますと、同年度のe-Taxの利用合計数は、2,554万5,229件と前年度の2,278万9,483件に比べて約12.1%増と大幅に増加しました。
 このうち、2012年5月に財務省において決定された国税庁の「業務プロセス改革計画」の重点手続きの利用件数は、1,770万7,793件と前年度(1,729万5,971件)に比べ約2.4%増加しました。

 項目別の利用件数をみますと、申告関係では、最も多いのが「所得税」の937万7,932件で、以下、「法人税」173万3,944件、「消費税(法人)」128万6,024件、「消費税(個人)」59万9,094件、「印紙税」8万4,858件、「酒税」3万8,655件と続いております。
 法定調書は、「給与所得の源泉徴収票」や「利子等の支払調書」など173万7,536件、申請・届出等は、「納税証明書の交付請求」が3万7,223件、「開始届出書」が281万2,527件でした。

(後編へつづく)

(注意)
 上記の記載内容は、平成26年8月4日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。