国税庁



 2012年分所得税等の確定申告では、所得税の申告書提出件数が2,152万5千件で4年連続の減少となり、過去最高だった2008年分(2,369万3千件)からは9.2%下回っておりますが、こうした2千万人を超える納税者数への対応に国税庁は、確定申告の基本方針として「自書申告」を推進、そのためのICT(情報通信技術)を活用した施策に積極的に取り組んでおります。

 2012年分からはe-Taxでの贈与税の申告も可能になりました。
 国税庁のホームページ上で申告書が作成できる「確定申告書等作成コーナー」やe-Taxなど、ICTを利用した所得税の確定申告書の提出人員は全体で1,107万1千人にのぼり、2011年分より3.6%増加し、所得税の確定申告書の提出人員に占める割合は51.4%と初めて過半数に達しました。
 贈与税の申告でも、提出人員43万7千人のうち48.8%(21万3千人)がICTを利用、前年分から60.9%の大幅増加となっております。

(後編へつづく)

(注意)
 上記の記載内容は、平成25年9月13日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。