山田 真哉の前著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)」でひとつだけとても勉強になったことがあります。

タイトルがその本の中の小題です。
「人脈は回転率で考える」だけでは意味不明ですが、
要約すると、よく異業種交流会という人脈作りの会合が開かれているが、そんなところで名刺を嫌になるくらい配ったとしても、それは本当の人脈になることなど稀であって、たしかに顔は広くなるが、それは人脈とは別物である。
100人と薄っぺらい関係を築くのではなく、100人の人脈を持つひとりの人物と深くしっかりとした関係を築くほうが確実に役に立つ。そうすれば、その背後に存在する100人の人たちも、自分の人脈として生かすことができるからである。

当時、開業間近で、なんとかして、人脈を広げなければと考えていたとき、とても、参考になりました。

神山 肇