楽天リサーチが20~60歳代の男女1千人を対象に、老後の生活資金(貯蓄・資産など)に関する調査を行ったところ、79.0%の人が「不安を感じている」ことが分かった。「かなり不安」と回答した人の割合を職業的にみると、アルバイト(56.6%)が最も高く、派遣社員・契約社員(56.3%)、自営業・会社経営(54.1%)の順となった一方、公務員・団体職員(18.9%)、医師・弁護士(18.2%)は不安感に低い傾向が見られ、職業による格差が顕著となった。同社では「年金制度に頼るのではなく、個々人がどんな老後を送りたいかに応じて生活資金を準備していく時代になった」と分析している。