(後編)2010年分所得税・贈与税の確定申告状況を発表
投稿日:2011年07月15日金曜日 13時00分00秒
投稿者:岡村昭彦税理士事務所 カテゴリー: info
(前編からのつづき)
一方、贈与税の申告状況をみると、暦年課税を適用した申告者は前年に比べ19.4%増の34万5千人、うち納税額がある人は同6.4%増の24万人、その納税額は同35.8%増の1,109億円と伸びました。
1人あたりの納税額は同27.6%増の46万円で、相続時精算課税制度に係る申告者は同24.7%減の5万人、うち納税額があった人は同14.2%減の3千人、申告納税額は同10.1%減の197億円、1人あたりの納税額は同4.9%増の594万円でした。
また、2009年分から新たに導入された住宅取得等資金の非課税を適用した申告者は前年に比べ73.8%増の7万1千人、住宅取得等資金の金額は同110.6%増の7,765億円、うち非課税の適用を受けた金額は同275.4%増の7,719億円と、いずれも増加しました。
この背景には、直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税枠が、2009年中の500万円から、2010年中は1,500万円(2011年中は1,000万円)まで、大きく増えたことが要因だとみられております。
(注意)
上記の記載内容は、平成23年7月4日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
一方、贈与税の申告状況をみると、暦年課税を適用した申告者は前年に比べ19.4%増の34万5千人、うち納税額がある人は同6.4%増の24万人、その納税額は同35.8%増の1,109億円と伸びました。
1人あたりの納税額は同27.6%増の46万円で、相続時精算課税制度に係る申告者は同24.7%減の5万人、うち納税額があった人は同14.2%減の3千人、申告納税額は同10.1%減の197億円、1人あたりの納税額は同4.9%増の594万円でした。
また、2009年分から新たに導入された住宅取得等資金の非課税を適用した申告者は前年に比べ73.8%増の7万1千人、住宅取得等資金の金額は同110.6%増の7,765億円、うち非課税の適用を受けた金額は同275.4%増の7,719億円と、いずれも増加しました。
この背景には、直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税枠が、2009年中の500万円から、2010年中は1,500万円(2011年中は1,000万円)まで、大きく増えたことが要因だとみられております。
(注意)
上記の記載内容は、平成23年7月4日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
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