国税庁



(前編からのつづき)

 また、税務署等でのICT利用は、署のパソコンで申告書を作成して「e-Tax」が446万2千人、「書面での提出」が38万人の計484万2千人と前年度に比べ2.3%減となりましたが、自宅などでのIT利用は、「HP作成コーナーで申告書を作成して書面での提出」が244万1千人、「同e-Tax」が61万9千人、「民間の会計ソフトで申告書を作成してe-Tax」が278万9千人の計584万8千人で同7.5%増となり、ともに順調に増加しております。

 一方、e-Tax(国税電子申告・納税システム)は、
①最高4,000円の税額控除
②添付書類の提出省略
③書面提出に比べ還付金を早期還付など
のメリットを積極的に広報するなどの普及拡大に努めた結果、所得税の申告件数が、前年の774万7千件から787万件へと1.6%の増加となりました。
これは、所得税の確定申告書の提出人員の3人に1人がe-Taxを利用したことになります。
 今後とも、ICTを活用した施策に注目です。

(注意)
 上記の記載内容は、平成24年6月18日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。