消費税増税に伴ってたばこの販売価格が変わります。お気に入りのたばこはどのくらい〝値上げ〟されるのでしょうか。

 日本たばこ産業(JT)の紙巻たばこで値上げが予定されているのは、全93銘柄中92銘柄。10円値上げされるのは、ピアニッシモ(現行440円)、キャスター(同410円)、キャビン(同410円)、ホープ(同220円)など。20円値上げとなるのは、セブンスター(同440円)やピース(同440円)、メビウス(同410円)などです。一箱あたり10円または20円の値上げが中心となっています。

 唯一価格据え置きとなったのが、平型缶が特徴的なザ・ピース。現在と変わらず1千円のままとなることが予定されています。
 紙巻たばこ以外では、かぎたばこ(詰替用カートリッジ含む)が全12銘柄中4銘柄、パイプたばこ(たばこポッド)が全7銘柄、刻みたばこが全4銘柄で値上げです。

 消費増税に伴う値上げはたばこだけに限ったことではありませんが、嫌煙家が多くなり喫煙者の肩身が狭くなっている状況下で、増税のタイミングに合わせて禁煙を決意する人が出てくるかもしれません。あるいは、懐具合をみて一日に吸う本数を減らそうと考えている愛煙家もいるはずです。そして、増税前にまとめ買いをする人がたくさん出てくるのは間違いないでしょう。
<情報提供:エヌピー通信社>