小学生の頃、父親の転勤で東京から山口に引っ越しました。

当時は相互を行き来する方が少なかったのか

「東京に住んでいた」というだけで驚かれました。


その後東京(小平市)に戻った私は、区内の私立高校に通いました。

23区在住の生徒が多かった(クラスの9割くらい)ためか

「区外から通学している」というだけで珍しがられました。


大学では、附属の心理学科に進学にしました。

同学年で同じ高校から心理学科に進学した生徒は10名いましたが

今ほど心理関係の仕事がなかったためか、その中で「男性」は私1人でした。


環境が変わると、本人が思ってもみないことが特徴になることがあります。


「東京に住んでいた」「区外から通学する」「男性」という、

本人にとっては意識すらしたことがない平凡なことであっても

周囲と比べて絶対数が少ないと、他人には特徴に見えるようです。

結局、自分の特徴は

「他人との比較」と「他人の評価」で決まってしまうのかも知れません。


会社や商品の特徴が分からず、セールスポイントに悩んだときは

「他社と比較してどうか」「顧客からどう見えているか」

という視点で議論してみてはいかがでしょうか。