お客様とお打合せをするときは

試算表で現状数字をご説明しながら、

「将来、会社をどうしたいか」という思いを

お聞きするようにしています。


「会社の拡大はとくに考えていないのでとにかく税金を少なくしたい」

というのであれば、

「年度末までにいくら経費が使えるか」がテーマになりますし、

「決算後すぐにでも銀行から借り入れをしたい」というのであれば、

借入額に見合った利益額を計算して、

「年度末までにどうやってその利益を獲得するのか」がテーマとなります。


どちらも経営方針には変わりないので良い悪いはありませんが、

ここの意思疎通をおろそかにすると、結論が真逆になってしまい、

トラブルの原因にもなりかねないので注意が必要です。


ちなみにとくにお考えがない場合は、考えてもらうようにしています。

せっかく独立の道を選んだのですから、行きあたりばったりではなく、

明るい未来を描きながら、経営してもらいたいですよね。