数値管理の取り組みを

はじめたばかりの会社では

現場ごとに出てくる数字が

若干違うことがあります。


例えば月間の製品出荷量(=販売量)が

100,000個程度の会社で

工場と営業と経理がそれぞれ集計した

数値が±1,000個の範囲で一致しない

といったケースがあります。


現場の感覚だと

「±1%の誤差なんだから問題ない」と

考えがちですが、

年間売上10億円の会社であれば

1,000万円分の利益の誤差と同じで

黒字会社か赤字会社か、くらいの

大きな違いになります。


最初から数値をピタリと合わせるのは

もちろん難しいですが、

1%の誤差の修正にこだわれるかどうかが

利益の出る会社になれるかどうかの

分かれ目になるように思います。