所得税は累進課税といって

所得が増えるにつれて税率があがる

しくみになっています。


例えば、2年間で2,000万円を稼ぐ場合、

1,000万円ずつであれば

税額は180万円×2年=【360万円】となるのに対し、

1年目が0万円、翌年は2,000万円だと

税額は0円+530万円=【530万円】となります。


長い目で見れば同額の収入であっても

年によって変動が大きいと

税負担が重くなってしまう。

これが累進課税の欠点のひとつです。


この欠点を補うのが今回ご紹介する

「変動所得の平均課税」という制度。

この制度を適用することで

税率が平準化され税負担が軽くなります。


先程の事例だと

1年目が0万円、翌年は2,000万円でも

この制度を使えば

税額は0円+185万円=【185万円】となります。



ただし変動所得の対象となるのは

原稿料や印税など一部の収入に限られます。

↓興味がある方はこちらを参考になさってください。
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/shotoku/17/01.htm