クリーニング店にワイシャツをとりにいくと

「店舗に来てません」とのこと。


木曜日にお願いして

土曜日に届いているはずなのに

月曜日になっても来てないとは。

でもこの返事は想定の範囲内。

なぜなら今回は事情が複雑なのだ。


木曜日、いつもお願いしているA店舗が改装中で

近所にある同じ系列のB店舗にワイシャツを預けた。

初めて行ったB店舗の店主は気さくな方で

「土曜日にA店舗に届くように手配しとくよ」と

粋な計らい。軽く感動した反面、

「トラブルになりそうだなあ」と半信半疑だった。


さて「店舗に来てません」はまあいいとして、

「来てないんですね、わかりました」と

帰るわけにもいかない。

まず、私のワイシャツは、いまどこにあるのか。

押し問答をしていると、A店舗のスタッフは

ようやくどこかに電話をしはじめた。

数分後かえってきた返事は

「工場にあります」とのこと。


工場?B店舗じゃなくて?

場所の行き違いだったら

自分でB店舗にとりに行けばいいや、

と思っていたのでこの返事にはがっかり。

「申し訳ありません。コミュニケーションがうまくいきませんでした」

A店舗のスタッフは平謝りだが

A店舗に落ち度はないので責める気もない。

謝らなくていいので、この後どうすればよいか教えてほしい。

その後なんだかんだで2時間後の便で

A店舗に届くことに。仕方ないので出直すことにした。


2時間後ワイシャツの身柄は無事確保。

しかし気分は晴れない。

コミュニケーションがうまくいかなかった、

とはどういうことか。

B店舗が伝えていないのか、

工場がいい加減なのか。

B店舗は「ちゃんと手配した」と言っていた。

工場は連絡がとれないので、よくわからない。


モヤモヤした気持ちでワイシャツを片付けていると

伝票に大きく赤い字で「土曜日必着!A店舗」の文字が。

いやこれ、コミュニケーション不足じゃなくて

工場わかってたじゃん!

そういえば、B店舗はフランチャイズで

A店舗と工場は直営と言っていたのを思い出した。

工場の落ち度を隠しB店舗に罪をなすりつけるために

A店舗はわざとあいまいな返答をしていたのか。


真相は闇のなかだが、

B店舗の店主への疑いが晴れて

すこし気分がスッキリした。

でも今度は別のクリーニング会社にお願いしよう。