今月決算申告の会社は、非常に多いですね。

なんで3月決算が多いのか?その理由を考えました。

?親会社の決算月にあわせて、子会社を設立する。

?官公庁の区切りが年度の為、4月を開始月とする。

?得意先の要請で、売上高の序列ランク作りの為。

?税制改正を考慮し、4月開始月の会社を作る。

?3月15日までに個人の確定申告を済ませ、税金対

策(節税の為)で、急遽会社を設立した時が4月であり

事業年度を一番長く取ると、3月が決算月となった。

?官公庁が公益法人、学校法人を設立すると、役所の

年度にあわせて法人を設立する為。


いろんな理由で、3月決算の会社が多いと思います。

友人の税理士は一年の内で、顧客の約8割が3月決

算で5月は申告で忙しいとこぼしていました。

私の事務所も先週から、ほぼ毎日決算で出かけていま

す。  

顧客の所に出かけないと、決算がまとまらない。

出かけてばかりだと、書類が作成出来ない。

痛し痒しです。 当事務所は、税理士が決算に出かけ

日々の担当者が書類を作成し、税理士が総て確認し、

決算書を提出する分業体制で臨んでいます。

ネットで読んだのですが、ある会計事務所は担当者が

決算書を作成し、税理士が総てをチェックしないで申告

書を提出するので間違えたなんて記述は・・驚きです。

皆さんの会計事務所は、チェック体制は万全ですか?

決算書は誰が作成し、確認作業は誰がしているのか

確認されると良いと思われます。