個人経営の方から聞かれたことがある。

「俺は年収500万円だが、手許にお金が残らない
なんで?」ということだ。

大体の方は知っていると思うが、見える化してみよう。

所得税計算

収入-必要経費-各種控除=所得 
これに課税だ。

所得500万+青色申告控除65万+基礎控除38万=603万

としよう。(後ろは、控除であるがお金が出ていっているわけではない)

ここから、例として
所得税  50万
住民税  50万

借入返済  120(10万*12月)
住宅ローン・家賃 120(月10万)
生活費      180(月15万)

生命保険      36(月3万)
積立金・投資    24(月2万)
自動車他ローン   36(月3万)
その他機械など資産計上したもの(25万)

として、603万から641万円の支出
などを引いたのが、純粋な手取りだ。     
この例ですと、38万円の赤字である。

手許に残らない。逆に足りない。

だから、お金がないのである。


こうしたことは、年収500万あるのに!!
という方にはこういう図式だからである。


ちなみに、固定資産税は生活費に含めております。
     車にかかる経費は大体必要経費にしていますよね。
 
社会保険は、各種控除で引かれています。

今後、増税を見据えて対策が必要だ


本日も読んでくださりありがとうございます。感謝いたします。