国税庁は、11月25日から28日に競り売りが行われた平成23年度第2回インターネット公売の実施結果を発表しました。
 今回のネット公売は、動産・不動産196区分(308物件)が出品され、最高価申込者が決定(落札)したのは100区分(118物件)。うち動産は77区分(82物件)、不動産が23区分(36物件)でした。落札価額の合計は動産1360万円、不動産が5193万円で、見積価額からの上昇率は動産125.8%、不動産106.7%となりました。国税庁は「良好な結果」と総括しています。

 動産では、東京国税局が出品した金地金1キログラム(見積価額346万円)が、金相場の高騰を反映し432万円で落札されました。また、物件ごとの参加申込者、買い受け申し込み(入札)がともに最も多かったのは熊本国税局が8区分で出品した焼酎「森伊蔵(1.8リットル)」で、合計516人が参加を申し込み、そのうち「桐箱入り」のものは見積価額が3775円でしたが、7倍以上の2万7千円で落札されました。不動産では、名古屋国税局による北海道・札幌市のマンション(見積価額3146万円)が3421万円、広島国税局による沖縄・那覇市のマンションが見積価額と同額の1217万円で落札されました。第3回ネット公売は1月27日からです。
<情報提供:エヌピー通信社>