後継者が決まったら、1年半の期間をかけて引き継ぎの準備をお願いすることが多いのですが、経営者としての自覚を持ってもらうことと、ある程度の実力がないと、社員や取引先に迷惑をかけることになるからです。

会社の方針・商品政策・販促政策・販売チャネル等・中期的にも短期的にも社内や取引先に伝えることが必要です。
何を考えて・どうしようとしているのかを伝えないとついてこれないからです。
実行力があることも伝える必要があります。

また、早い目に事業承継すると、万が一、後継者が失敗することがあっても、先代に影響力があるうちだと、先代が出て行って、解決したり、謝ったりすると、修復することが出来る場合が多い。
先代に力があるうちに事業承継したほうがいいと思っています。