オリンピックが終わり、やっと睡眠不足から解消される人が多いと思います。私にとってこの大会は、考えさせられることが多いものでした。特にある団体競技の監督についてです。彼は、男○○と呼ばれ、男らしさの象徴のような人です。しかし私は違うのではと考えています。オリンピックの始まるづっと前から、能書きをたれ、大風呂敷をひろげ、オリンピックが始まってからも他国のチームの悪口を言い(私にはそう聞こえた)、負けた後は審判のレベルを問題にする。それが男らしいというものでしょうか。試合の勝ち負けをいっているのではないのです。勝負は時の運という面もあるのですから、勝つときも負けるときもあるでしょう。しかし、負けたときは特にその人の男らしさ(人間性)がでるような気がします。映画の高倉健さんのように、最初から最後まで耐えに耐え、すべての責任を自分が被る。これが男らしさというものではないでしょうか。人には「態度が大きく」「それなりの成績を出した者」は男らしいと見えるかもしれませんが、少なくとも私は男の代表とは認めません。