不景気だからこそ、あえて独立を目指す方もいらっしゃいます。

自己資金や経験がなくても独立を支援してくれる会社もあるので挑戦しやすい環境なのかも知れません。

しかし他力での独立には注意が必要です。

本来、経営者が持つべき、商品、価格、顧客、仕入先、人事、資金調達の決定権が保障されていない場合があるからです。

一つでも他人に権限を委ねているようだと、環境の変化に柔軟に対応できません。

リスクだけ背負って、サラリーマンの頃より窮屈に感じる、という方もいます。

「独立」という言葉に惑わされずに、経営者としての権限が本当にあるのか事前に確認しておきましょう。