決算書の作成で最も大切なのは

正しい「粗利」を計算することにあります。


例えば卸売業を営む会社で、

入金時に売上計上、支払時に仕入計上、といった

簡易的な処理をしている場合、

決算時には最低でも、

売掛金=決算日までに販売済で未入金のもの、

買掛金=決算日までに購入済で未支払のもの、

在 庫=決算日までに納品済で未販売のもの、

前受金=決算日までに入金済で未販売のもの、

前渡金=決算日までに支払済で未納品のもの、

といった5項目について確認する必要があります。


これらの項目は請求書等を見ただけでは分からないので

お客様自身に調べていただく必要があります。

時間がかかったり、内容を誤解されることもあるので、

事前の作業を迅速に進めておくことと、

お客様に理解をして頂くためにわかりやすく説明することが、

大切になります。


はやい!わかりやすい!は偉大ですね。