税理士法人ネクサスでは、週1回毎週月曜日に、職員による
3分間スピーチを行っております。
その内容を皆様に紹介したいと思います。

■「芸を磨きながら、道を大切にする」
藤家得弘(H22.7.5)

 本日は経営理念について考えた過程を発表させて頂きたいと思います。
 仕事の中で自分が未来への礎になるとはどういうことか、と考えると、
 自分が仕事を通じてどれだけ人の役に立てるか、仕事関係以上の想いを持ち、時間や労力を惜しまずに役に立とうと思うことができるか、ということではないかと思いました。

 私は以前から人間関係を大切するということが人間として一番大切なことだと、漠然として持っていたような気がします。
 学生時代は付き合う相手を選ぶことが出来ましたので、自分の周囲には自然と同類の人間だけがいました。自分と肌の合わない人間は遠ざけていたように思います。
 その頃は、理念と言った気高いものを持っていなくとも、お互いを思いやり、お互いのためには利害を考えずに接していました。

 社会経験を積み必死に取り組んでいくことで、社会人としては多少なりとも成長してきました。
 それは道と芸でいうと芸の部分で、一般的には芸を磨き上達することが社会人として立派になるということではないでしょうか。
 プロとして芸を磨くことが、仕事上の関係を構築していくことになり、それが未来への礎になるとも思われます。

 そこで、自分がこの人のために役に立ちたいと思う人とはどういう人かを問い直しました。
 相手が芸を磨き、上達した人であれば役に立ちたいと思うのか。
 道の部分を大事に思っている人が、自分の価値観を心から共有できて、この人のために役に立ちたいと思うことが出来ると思います。
 仕事から得られる高い次元の達成感だと思います。

 社会人として仕事という芸を磨きながら、芸が中心になる仕事のなかで道を大切にする。仕事において未来の礎になるとは、仕事を通じてお互いを高めあうことが出来ることではないかと考えました。

 今回の3分間スピーチにあたって、自分のあるべき姿、取るべき方向性を考えさせられました。

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