厚生労働省が発表した2008年国民年金被保険者実態調査結果によると、保険料納付を免除・猶予された人が412万2千人にも達し、調査開始の1996年以来過去最多になったことが分かった。また、過去2年間で保険料を全く納付していなかった滞納している人の数は433万人だが、前回調査の05年からは62万7千人減少している。滞納者が保険料を納付していない理由を尋ねると、64.2%の人が「保険料が高く、経済的に支払うのが困難」だと答えた。