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(前編からのつづき)

 また、e-Taxや確定申告作成コーナーを知ったきっかけ(複数回答可能)については、「国税庁ホームページ」との回答が58.5%と約6割を占めて最も多く、次いで「税務署からの案内文等」が33.0%、「テレビ・ラジオ」が27.8%で続いております。
 実際に利用した(利用予定)手続き(複数回答可能)では、「所得税申告」との回答が93.7%と最も多く、次いで「消費税申告」が12.7%、「申請・届出手続き」が6.4%の順となりました。

 一方、e-Taxの利用しやすさについては、「(とても)利用しやすかった」との回答率が「申告等データの入力・作成」が62.7%、「電子署名の付与・送信」が64.2%となり、6割を超えている半面、「ヘルプ機能・よくある質問」に関しては、「(とても)手間取った」が21.5%と比較的多い結果となり、e-Taxシステムの普及推進に向けて、国税当局はまだまだ改善することがありそうです。

(注意)
 上記の記載内容は、平成23年12月5日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。