学校にも通わず自宅に引きこもっている

10代の若い男性を更生させる、

という番組を以前、見ました。


男性は母親と二人暮らしで、

生活を支えているのは母親にもかかわらず

とくに感謝の気持ちもないようで、

母親が自分の部屋に入ってくると

激怒して「出て行け」と怒鳴りちらしていました。


おそらく複雑な経緯があるのだと思いますが、

「自分は何もしない」、

「他人も受け入れない」、

という姿は単純に辻褄が合わないな、

と感じました。


似たようなことは中小企業でもよくあって

「自分は社員だから言われたことしかしない」

と責任は放棄しつつ

「社長は無茶ばかり言うのでやってられない」

と介入は拒絶したりします。


もしかしたら

「責任の放棄」と「介入の拒絶」という風潮は

日本社会全体に広がっているのかもしれませんね。