今日は平成20年分の所得税の確定申告の受付開始の日です。
 と言っても還付申告については、年明けから受け付けているようですし、e-TAXでの納税申告も既に受け付けています。
 e-TAXのことをご存知でない方もおられると思いますので簡単に説明します。
 通常確定申告は住所地や事業所の所在地の管轄の税務署に持参したり郵送したりして提出します。e-TAXは国税庁のホームページやe-TAXソフトを使ってデータを入力しインターネットで送信します。
 持参や郵送の手間が省けるのでいいことだと思うのですが、本人からの送信であることを確認するために電子証明書が必要となります。
 例えば、市区町村が発行する住民基本台帳カード略して住基(じゅうき)カードなどの電子証明書です。個人でe-TAXされる方は住基カードが安価で取りやすいと思います。
 費用は1,000円かかりますが写真入のものにすれば免許証などをお持ちでない女性の方などは身分証明書かわりに使えますので便利ですよ。
 電器屋さんでカードリーダーを購入すればe-TAXの準備完了です。
 去年と今年はe-TAXで申告されると5,000円の電子証明書等特別控除が受けられますのでお得ですよ。
まだ法令化されていませんが来年も5,000円の控除は続きそうです。ただし一回きりのものなので毎年の控除は受けられませんのであしからず。
 また、e-TAXは税理士の電子証明書で送信することもできますが、その場合は5,000円の控除は受けられませんのでご注意ください。
 高田総合会計事務所ではお客様が住基カードだけ取得いただければ事務所のパソコンから送信させていただきます。カードリーダーを購入しなくてすみますので
住基カードの取得費用を引いて4,000円得しますよ。是非ご利用ください。

 業務2課長  山岸