先週末、何度かご紹介したローターアクトクラブ
 http://www.rac-2650.com/
 の関係で、福井ローターアクトクラブの20周年記念式典に参加するため、福井県に行ってきました。その式典の中でセラピアニストの保恵さんの講演、コンサートがありました。
 みなさんはセラピアニストをご存知ですか?
「セラピー」(心を癒す) と 「ピアニスト」を合わせた いわゆる造語だそうです。
 保恵さんはH17.4 突然死寸前で心臓バイパス手術を受け同時に難病の大動脈炎症候群になられました。そして、神様に2度も命を救って頂き、今このような活動を行われているそうです。
 保恵さんは、心臓バイパス手術の時、左腕の動脈をとっているので常にしびれていて、病気の関係上、両腕・両足が疲れやすく早い動きを続けることが出来ません。
 しかし、うまく手が動かない中でのピアノの演奏、歌は、テクニックではなく、直接魂をゆさぶる感動を与えてくれました。特に最後の「いのちの歌・・・NHK連続ドラマ「だんだん」より」は、その歌詞にも感動し、涙してしまいました。
 実体験に基づく話は、家族の大切さ、命の尊さ、はかなさ、夫婦のつながり、思いやる心、夢を持つ事、笑顔の事、生きることの素晴らしさを教えてくれました。
 五体満足の自分たちが何気なくすごしている毎日がなんて恵まれていて幸せなことなのか。そのことを当たり前だとおもってたり、時には不満にすら思ってしまう自分が少し恥ずかしくなりました。普段気づかなかったことに気づかされました。

 この感動は文章ではうまく伝えることができません。保恵さんのブログです。
 http://blogs.yahoo.co.jp/yasuepiano/25904336.html

 是非、一度のぞいてみて下さい。機会があれば是非みなさんも保恵さんのコンサートに参加してみて欲しいと思います。

 前日は新鮮な魚介類に舌鼓を打ち、式典ではすごく素敵な出会いを頂き、そして楽しい祝宴に参加できたとてもいい福井の旅でした。

 業務2課 矢里 仁志