●グッドホームは地元の企業

ある住宅会社がある。会社の名前は「グッドホーム」(仮定)の話。

営業マンは10名。しかし、広告宣伝費をかけないから知名度は低い。知名度というものは、売上に大きく響く。知ると知らざるとは雲泥の開きとなる。

そこで社内で、「自分の車を持っている人は何人?」ということを調べた。通勤に使う使わないは別。そうしたら、全従業員の八割が持っていた。

そこで車のリアウィンドー(後ろの窓)に貼るステッカーを企画制作した。

「自分の家を持とう」とデザインし、電話は朱色で大書し、「地元企業に任せてよかった」とも書き、見る角度で色変わりする特殊印刷に仕上げた。

そして従業員の車の後ろの窓に内側から貼った。取引先や出入りの車にも協力してもらい貼った。報酬は、“半年毎に心ばかりの謝礼”とした。

皆さんも運転されると思うが、赤信号で車が停止する。とどうだろう、自然と前方の車の後ろの窓を見る人が多い。圧倒的に後ろの窓を見る人が多いのである。

そうこうするうちに、時は過ぎていった。そうしたある日、客先で話していたら、「あなたの会社でしょう!。最近車の背中に広告してるのは?」と言われた。

言われてびっくり仰天。それ以来この宣伝方法を重視した。

これはサブリミナル効果と言われるもので、昔はコカ・コーラ社が、映画の上映中に人の目には見えない“瞬間映像”を挿入した。すると売上が増加したという話は古典化している。

中小企業は、知恵を使った経営を心がけねばなるまい。

いまでは、「グッドホームは地元の企業」として愛され。親しまれている。

新しい広告宣伝の方法を考えだしてみませんか?