テレビのニュースで、相変わらずの中国産ギョーザの報道を目にした。

一時は、中国国内での混入が濃厚との流れに傾きかけたように見えたが、一転して中国側が関与を否定してきたようだ。

自分は元バックパッカーという肩書きを持ち、かなり世界中を歩き回った経験を持っている。
仕事とも多少絡みがあり、中国には計6度訪問したことがある。

北京、上海、大連、天津などだが、個人的には北京が一番好きだった。
何を食べても美味しいし、度の強い酒をみんなで一気飲みし合うあの文化は、自分には何となく合う感じがしていた。

ただ、あの民族と一度でも口論になろうものなら大変だとは強く感じていた。

そんなことを言ってはいけないのかもしれないが、「白が黒になり、黒が赤になる」。
「この国では何でもありだ!」との印象が今も強い。

自分はディベートにはかなりの自信を持っているが、この国では勝てる気がしない。
というより、まず第一、やる気にならない。

その位、中華民族はしたたかで、逞しいという印象がある。

今後、経済的にも世界の中心として君臨する日も遠くないのかもしれないが、この国が世界のグローバルスタンダードになった時、世界は一体どうなるのだろう? と思うのは自分だけだろうか?