いつもお世話になっております。前回も発信したところ、皆様からいろいろなご
意見や激励をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

今日のお題は私どもが属している会計事務所とはどのように分類されるのか、
皆さんが会計事務所を探す場合、どの会計事務所に頼むのがいいか、会計事務所
の規模別に私の独断と偏見で書いてみようと思います。

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◆会計事務所の規模別分類

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会計事務所の規模を小規模事務所、中規模事務所、大規模事務所の3つに分類し
て話を進めてみたいと思います。


小規模事務所は、自分一人ないしスタッフが一人いる程度の事務所です。この
規模の事務所は、巷で言うSOHOとよく似ており、自分で営業をしてクライアント
を見つけ、自分で仕事を処理します。資格者自身が仕事をするため質の高い業務
をしますが、自分のやったことのある領域以外は、勉強しながら処理しているよ
うです。


中規模事務所は従業員を雇って仕事をする事務所です。人数でいえば3,4名か
ら10名程度の事務所が該当します。ここでは事務所の代表者が営業しクライア
ントを獲得します。それをスタッフが処理するのが一般的です。

この規模の事務所は人数が多いためノウハウが蓄積されます。また一人の時よ
り処理できる業務範囲が拡がります。


スタッフが10名以上いる大規模事務所は、会社が部や課に分かれて組織化さ
れるのと同様なことが起こります。マネジャーのような中間管理職がおかれるよ
うになります。

この中には普通の事務所が扱えないような租税条約の案件や世界的規模でみた
タックス・プランニング等の領域を業務範囲にしているところもあります。


私どもの事務所は中規模事務所に属しており、私が営業をしてフタッフが処理
するという体制になっています。悲しいかな自分が処理するよりスタッフが処理
した方が質の高いものになってしまいました(笑)。

また、この規模の事務所は、前回私がお話した私どもの事業領域である起業家
が事業を立ち上げ始めたころの規模と似ています。その意味で私が今感じたり悩
んだりしていることが、そのまま起業家へのアドバイスとなるのではないかと思
っています。
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参考URL:
柳公認会計士税理士事務所
http://www.yanagi-office.jp