いつもお世話になっております。前回も発信したところ、皆様からいろいろなご意見や激励をいただきました。この場を借りてお礼申し上げす。


また、今日こうしてブログを書いていられるのも皆様のおかげと感謝しております。


今回も前回に引き続き、決算書の読み方について書いてみようと思います。

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◆決算書を読めるようになる(その3)
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前回は流動と固定をどのようにして分類しているかについて述べました。流動と固定の分類の基準は、1年基準と正常営業循環基準の2つの基準によって分類されるというものでした。

今回からは、分類の仕方がわかったところで、分類された各項目(勘定科目)について述べていきたいと思います。

まず、貸借対照表の左上(流動資産)から見ていきましょう。

まず「現金及び預金」があると思います。これは期末日時点で会社が保有している現金及び預金の金額を表しています。これ以外に会社が保有している現金及び預金はありません。

よく、後で述べる資本金が別に金庫に保管されいると思われる方がいますが、そうではありません。確かに設立当初は資本金と同額の「現金及び預金」がありますが、それを使ったり、売上の入金があったりと増減を繰り返しながら、期末日時点の「現金及び預金」の金額となっているのです。

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参考URL:
柳公認会計士税理士事務所
http://www.office-yanagi.com