先週金曜日に、「TKC全国会バッジ」が届きました。これは民間団体が税理士を評価する格付けであり、ホテルの☆マークそのものであります。これまで税務署・金融機関内部では個々の税理士への信頼度を内部評価しておりましたが、対外的に公表されるのは今回が初めてであります。
(同バッジの目的は)
 「TKC全国会の理念及び政策目標を積極的に実践している会員に対して「TKC全国会バッジ」を貸与してこれを顕彰し、併せてこの基準に達していない会員を啓蒙し、会員全体のレベルアップを図ることを目的とする。これにより、TKC全国会のブランドイメージがさらに向上することが期待される」と貸与規定の第一条に規定されています。
(バッジ貸与の条件)
 TKC会計システムの利用30件以上あり、経営計画・自計化・書面添付制度の実践と、電子申告の実施事務所であることが条件とされています。
(バッジの意味するところは「見える化」)
 強制加入団体である税理士会では、これまで税務申告書作成業務が主業務であり、会員間では平等を旨として会務を運営して参りました。今日、税理士に期待される役割が税務だけに限定されない環境下では、その期待に応えられるか否かを外部利害関係者に対する伝達手段が必要になったと考えられます。
 TKC全国会バッジは一民間団体が実施するものでありますが、高度情報化社会・小さな政府・電子政府と時代の大きく方向転換する時において、「その転換に対応できる税理士を明らかにすることは利用者の便益に資する」と考えることは誤りではありません。
星野会計事務所のホームページは・・・http://www.tkcnf.com/hoshino/