職場の安全&衛生では、「1件の重大な事故が起きる際には29件の軽微な事故と300件の無傷な事故(ヒヤリ・ハット)が起きる可能性がある」とするハインチッヒが提唱した「1:29:300」の法則があります。傷害を伴わない事故の発生の予防を図る「ヒヤリ・ハット活動」が大事と云われています。


(安全管理はすべての職場で)

 私の職場は事務系ですので、生産現場と違い災害の発生する確率は低い。ただ、仕事は相手が存在するのでトラブル防止に、この「1:29:300の法則」を念頭に置いて、スタッフの仕事・言葉遣いに注意を払い、朝礼時に「税理士の倫理綱領」を全員で唱和しています。


(何が重大な事故なのか・・・)

 税理士事務所での重大な事故とは、税務署による調査で税理士事務所が気づかなかったお客さまの否認行為が判明することであります。私どもは、お客さまの行動を毎日チェックしているのではありませんが、事業活動は経済行為で必ず伝票に起票されますので、伝票チェックで起票の基となった経済取引を想定し、考えられる「ヒヤリ・ハット」を指摘し是正を求めなければなりません。



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