昨日は、TKC全国会の下部組織である北信ブロック総会がありましたので参加しました。形式どおりに無地に終了しましたが、最近の組織活動に見られる問題点を強く感じました。
(コアコンピタンスは何か・・・)
 コアコンピタンスとは「企業が競合他社に対して圧倒的に優位にある事業分野や、他社にはない独自の技術やノウハウを集積している中核となる部門」と三省堂辞典にあります。税理士の集団では、末端の小集団の運動がコア(物事の中心)であります。
(コア活動が低調)
 コア活動で大事なことは、その中心が熱くならなければならない。上位組織からの伝達事項と毎年変わらない行事を繰り返すだけでは、活動の方向性が見えてこず、構成員の賛同を得られない。電子申告の推進においても、支部会員は税理士業務の足元が崩れ始めているのに妙に冷めている。
(何が足りないのか)
 長野支部会員は現在225名であります。自分が税理士会を知った頃は50名程度で、税務署の会議室で会合を持っていました。そこには組織発展の黎明期の熱心さがありました。現在、先達のおかげで社会的存在感を意識できる領域に達していると考えます。しかしながら、現在「健全な組織があってはじめて個が存在し得る」との意識は薄くなっています。
星野会計事務所のホームページは・・・http://www.tkcnf.com/hoshino/