19日日曜日の午後、群馬県伊香保温泉に120名が集まり「第2回TKC関信会協定企業合同推進会議」が開催されました。金融危機という厳し時代だからこそ、協定の実を上げるべく、共通の認識を深める研修と懇親の機会となりました。


(特別講演「歴史にみる激動期の経営術」作家 童門冬二氏)

今の時代はどの歴史に似ているかと言えば、IT時代であり、戦国時代と幕末時代を混合されているものと考えている。例えば、信長は農閑期にしか戦が出来なかった用兵を兵農分離で常時軍事活動を可能とした。また、鎌倉時代からの「一所懸命」という報酬価値観から、茶道における茶器を部下への戦勝の褒美とするなど新しいカルチャー・文化を導入した。その結果、茶室用材のための林業、庭園庭石などの造園業という産業も創り出した。楽市楽座を進め、民を慈しむ「愛知」という思想、相手も自分も喜べる「利世」を求め、秀吉の様に「給与をもらいながら人格を高めさせて頂く」という社員育成を可能とした信長の経営手法に、ITを駆使した21世紀激動期の経営術を見いだしたい。


(大和ハウスと積水ハウスの経営とは)

 大和ハウスの西藪TKC推進統括部長から、大和ハウスでは「社員は天よりお預かりした大切な人、プライドを持って働いて頂き、成長させることが使命だ。会社も赤字は悪であり、問題の先送りは罪と考えている」と石橋信夫同社元会長の話としてご披露頂きました。積水ハウスからは「温暖化防止の取り組み」について、同社温暖化防止研究所石田所長からその先進的な姿勢を説明頂きました。



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