昨日今日の両日は、本会清水会長の県下納税相談会場視察に同行しています。昨日の行程は北の信濃中野支部・同税務署と250キロ離れた南の飯田支部・同税務署の両納税相談会場を視察しました。両支部の役員にはご案内頂きお世話になりました。


(懇談会での話題は)

 飯田では、三宜亭という飯田城跡にある会場で飯田支部支部長以下幹部の皆さんと懇談しました。岩崎県連会長から「本会清水会長に直接質問できる機会はないので発言いただきたい」との発声に、「日本税理士会の会長選出について、15の地域会会長と100程度の理事で選出される制度を改善して欲しい」との要望が出ました。


(タコは皆で引っ張って高く舞い上がる)

 確かに、交通・通信手段が未整備の60年前であれば、15の地域会会長の互選で日税連会長が選ばれたとしても良かった。しかしながら、情報化が進んだ現在、全国7万人余の会員の意思による選出が可能であります。少数での日税連会長選出では様々な疑惑を抱くこととなり、税理士の社会的使命を会員全員で高く掲げ、日本の租税制度をよき良い制度に向けた活動の妨げになっている。会員一人ひとりが確かな責任を感じられる制度の実現を希望したい。


(鳥は風に向かって飛び立つ)

 制度を改革することは、どの組織でも現行の方が慣習的に良しとする抵抗勢力が存在します。規制緩和で大きく税理士制度が変化しようとしている現在、「ゆでカエル」になっては成らない、我々税理士の置かれている背景を認識しなければならない。税理士会幹部には是非、「パンドラの箱」のフタを開ける気迫を期待したい。


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