私の事務所は長野市の街中にあります。ほとんどのセミナー会場は10分足らずで行けます。好奇心の強い方ですので聴講無料であれば、一応申し込み努めて参加するようしています。今回は長野商工会議所「企業防衛セミナー プライバシーと生活・企業を守るための”使える探偵ノウハウ”」であり、講師は女探偵ナオミとして有名な大徳直美氏でありました。


(現代社会の素顔とホンネ)

 人の話は本人の思いこみがあり、口から出てくる言葉をどの程度として受け取って良いのかの判断は難しい。例えば、国会答弁で、「前向きに検討する」とは「考えないこと無い」と受けとめなければならない。銀行マンに特定の企業業績を尋ね「頑張っており、問題ないですよ」との答えれば「あまり業績は良くない」など、言葉を鵜呑みにしないことが常識。税理士業務では、企業内の不正行為、相続での遺産分割協議で、ホンネを聞き出すテクニックは仕事の上で大事。


(講師から教えて頂いた事柄)

・Webの人物サイトで情報が取れるので、取引する人物の名前と誕生日を聞き出すこと。
・法治国家では証拠がなければ、警察・諸官庁を動かすことはできません。
・詐欺師は他人の名刺を流用し、連絡は携帯に欲しいと言うが、名刺に表記された固定電話で在職を確認する。
・ネット情報の正否は、現場に自分の見に行くことが大事、遠方であれば知人にお願いして存在確認する。
・ブログは内部情報流失の宝庫、社員にはブログでの社内情報(グチ・行動・悪口・悩み)掲載禁止令を、
 儲け話は同業からの横やり、同僚や家族の写真は犯罪に巻き込まれる危険あり。
・ウソを見破るには携帯の履歴、暗証番号は貴方の背中後方の監視カメラには丸見えご用心。


(良い探偵を見抜くポイント)

 「失敗はありませんか?」と問い、「安心してください、ありません」の答えでは不安、リスクを言わない業者は依頼しない方がいい。社会が成熟し、仕事のパイが小さくなっている時に、如何に成約率を上げるか否かは事務所全員トークの学習が必要。



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