4月24・25日に開催する「戦略MG研修」にIT系の方々へ参加を求める下記文書を作成しました。


 さて皆さまもご存じの通り、企業の利益や資産をどう計算し開示するかを定める会計基準(モノサシ)の国際統一に向けた動きが加速しています。また、この国際会計基準(IFRS)の導入支援サービスが情報システム大手を中心に本格化しています。


(会計基準の進化)

 五十嵐横浜国大教授(日経H22.3.25)は「会計は経済の進化につれて変化してきました。会計パラダイム(PD)の変遷を見ると、まず製造業重視の「プロダクト型会計PD」があり、次いで金融を重視した「ファイナンス型PD」へ変化し、さらにイノベーションと知識創造経済を基盤とした「ナレッジ型PD」へと進んできました。そしてグローバル化を背景に生まれた現在のIFRSは会計制度にとってまさに「革命的変化の過程ともいえます」と話されています。


(15年にも強制適用か)

 日本の金融庁が
・2012年に強制適用について判断し、3年の準備期間を置き、
・2015年に上場企業の連結財務諸表につき強制適用する
と伝えられています。


(求められる企業の対応)

 上場企業の連結財務諸表が強制適用ということは連結対象企業および下請企業についても国際基準への対応を求めらられる事になります。その対応とは該当企業の会計ソフトを始めとするコンピュータシステムの変更が必要となります。


(システム設計作業には会計の基礎知識習得が必要)

 これからは、事業別の収益状況を表すセグメント情報など財務情報開示の高度化が求められます。そこで、会計の基礎知識習得は絶対条件であります。専門外の簿記会計を学ぶことはそう簡単ではありません。普通一定の学習時間が求められますが、今回開催する「戦略MG研修」では会計を学ぶ上で必要な「会計センス」を身に付けることが出来ます。


(戦略MG研修開催日)

 戦略MG研修は、4月24・25日の休日に行います。研修受講の連絡をお待ちしております。



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